「〜に」は必ず“给〜”?(二重目的語をとる動詞)

Q:教科書に“通知他”(彼に知らせる)というフレーズが出てきましたが、以前「彼に電話をかける」は“给他打电话”と習いました。どうして“通知”の時は“给”を使わないんですか?

A:中国語の動詞を目的語の数から分けると3種類になります。

・目的語0個=目的語を取ることができないもの。
(例)旅游(旅行する)、留学(留学する)、毕业(卒業する)など。

・目的語1個
(例)吃饺子(ギョーザを食べる)、喝水(水を飲む)、去中国(中国に行く)など。
“打电话”“打”は、このタイプです。すでに“电话”という目的語を1つ取っていますから、「彼に」という部分は“给”という前置詞をつかって導入することになります。

・目的語2個
このタイプに属する動詞は極めて限られています。動詞の意味の特徴としては、二者の間でなんらかの物や情報のやりとりが行われるという共通点が見られます。
(例)送他一本书(彼に本を1冊プレゼントする)など。
2つの目的語の順番は決まっていて、動詞+目的語(誰に)+目的語(何を)となります。
“通知”はこのタイプになります。
(例)我通知大家一件事。(わたしは皆さんに1つの事を知らせます→皆さんにお知らせすることがあります)
“通知”については、教科書に出てきたように「何を」という部分を言わず、「誰に」という目的語1つだけを取ることもあります。

参考:刘月华・潘文娱・胡韡《实用现代汉语语法(增订本)》(商务印书馆 2002年)p465-466
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