2つの「〜したい」の言い方

Q:助動詞“想”+動詞フレーズも、助動詞“要”+動詞フレーズも「〜したい」と訳しますが、違いはありますか。

A:あります。
“想”は元々動詞で「思う」という意味です(動詞としても使います)。
“要”は元々動詞で「欲しい、要る」という意味です(動詞としても使います)。
元の意味の違いが反映していて、同じ「〜したい」でも“要”がより強い意志願望を表します。
例えば、“一定”yídìng(必ず、きっと)をつけて「必ず〜したい」と言いたい時は、“要”の出番です。
长大以后,我一定要当医生。
Zhǎngdà yǐhòu, wǒ yídìng yào dāng yīshēng.
(大きくなったら、必ず医者になりたい)
×长大以后,我一定想当医生

一方、“想”は「〜したい」と言っても、こうしたいなあといった軽い心づもりも含みます。

また、“要”には「〜しなければならない」という必要の意味を表す用法がありますが、この必要を表す用法は“想”にはありません。
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1月16日(水)2限

【今日進んだところ】
・p68の会話1
・p76の会話1前半
・p82の6
・p85の会話2の冒頭部分

【今日の補充】
你去过美国吗?
Nǐ qùguo Měiguó ma?
(あなたはアメリカに行ったことがありますか)

你去过北海道吗?
Nǐ qùguo Běihǎidào ma?
(あなたは北海道に行ったことがありますか)

・中国語の補語は英語の補語とは別物。中国語の補語は動詞や形容詞の後ろに置いて、後ろから動詞や形容詞を補うもの。

・結果補語(動作の結果を示す)
動詞+“了”と動詞+結果補語の比較
看了(見た/読んだ)
でも最後まで見終わったか/読み終わったかはわからない。
結果補語の“完”がつくと、
看完了「見終わった/読み終わった」

看了(見た/読んだ)
でも内容を理解したかどうかはわからない。
結果補語の“懂”がつくと、
看懂了「見て理解した/読んで理解した」

填了(記入した)
でもちゃんと記入してあるかどうかはわからない。
結果補語の“好”がつくと、
填好了「ちゃんと記入した」

你听懂了吗?
Nǐ tīngdǒng le ma?
(聞いてわかりましたか)
肯定の答え:
听懂了。
Tīngdǒng le.
否定の答え:
没听懂。
Méi tīngdǒng.

・動詞+“到”
動作の結果、ある時間や場所に到達する
(例)shuì(眠る)
(例)睡到九点shuìdào jiǔ diǎn(9時まで眠る)
(例)zuò(乗る)
(例)坐到终点zuòdào zhōngdiǎn(終点まで乗る)

“一”の声調変化
元は第1声、順番の1番目という時は1声のまま。
(例)一月一号yī yuè yī hào(1月1日)


それ以外の時は、“一”のすぐ後ろにくる音節の声調によって、“一”の声調が変化する。


“一”が第4声になる。
+第1声
+第2声
+第3声


“一”が第2声になる。
+第4声


(例)一支笔yì zhī bǐ(1本のペン)
(例)一条路yì tiáo lù(1本の道)
(例)一本书yì běn shū(1冊の本)
(例)一辆车yí liàng chē(1台の車)


(例)一个人yí ge rén(1人の人)
“个”は元来第4声だから。

【今日の課題文】
请再说一遍。
Qǐng zài shuō yí biàn.
(もう一度言ってください)

请慢点儿说。
Qǐng màn diǎnr shuō.
(ゆっくり言ってください)

请写一下
Qǐng xiě yíxià.
(ちょっと書いて下さい)

【次回の予定】
第9課の残り
中国語の授業 > 木1(中級、以前は水2) | - | -

1月16日(水)1限

【今日進んだところ】
・p76の会話1
・p76の会話2
・p80の1
・p81の2の(2)
・p82の6

【今日の補充】
你听懂了吗?
Nǐ tīngdǒng le ma?
(聞いてわかりましたか)
肯定の答え:
听懂了。
Tīngdǒng le.
否定の答え:
没听懂。
Méi tīngdǒng.

回日本来
(日本に帰ってくる)
×回来日本

他跑回家去了。
(彼は走って家に帰っていった)
×他跑回去家了。

他们爬上来了。
(彼らは登ってきました)

太阳升起来了。
Tàiyáng shēngqǐlai le.
(太陽が昇ってきました)
#方向補語の“起来”は、接触面から離れて下から上への移動を表します。この例の場合ですと、接触面は地平線や水平線ということになります。

我要买邮票。
Wǒ yào mǎi yóupiào.
(私は切手を買いたいです)

你要挂号吗?
Nǐ yào guàhào ma?
(あなたは書留にしたいですか→書留にしますか)

我要取包裹。
Wǒ yào qǔ bāoguǒ.
(私は小包を受け取りたいです)
#中国では小包は通知と身分証明書を持って自分で近くの郵便局まで取りに行く。

我去银行取钱。
Wǒ qù yínháng qǔ qián.
(私は銀行にお金をおろしに行きます)
“取”は他の場所に置いてある自分のものを受け取るという意味。

请帮我照张相。
Qǐng bāng wǒ zhào zhāng xiàng.
(写真を1枚取って下さい)
#人にカメラのシャッターを押してもらいたい時にこう言います。
#「“帮”+“我”+動詞フレーズ」で、「私が〜するのを手伝って」という意味になります。

【今日の課題文】
我要寄航空信。(エアメールを送りたいです)
这封(信)要挂号。(この手紙は書留にしたいです)
一共多少钱?(全部でいくらですか)
寄航空,还是寄海运?(航空便にしますか、それとも船便にしますか)

【次回の予定】
・第9課の残り
中国語の授業 > 水1 | - | -

書いて下さい。



请写一下。
Qǐng xiě yíxià.
書いて下さい。

:どうぞ
:書く
一下:動詞+“一下”の形で「ちょっと〜する」

3声が連続する時は、声調が2声+3声に変わります。但し、pinyinの表記は3声+3声のままです。
この文でもqǐng xiěの部分は、実際にはqíng xiě(2声+3声)で発音していますが、表記はqǐng xiě(3声+3声)のままです。

“一下”“下”はそもそもは瞬間的に済む動作の回数を数える言葉で、今もその用法があります。

(例)敲两下门
qiāo liǎng xià mén
(ドアを2回ノックする)
:ノックする
:2(基数の2、量を数える2)
:〜回(瞬間的に済む動作を数える)
:ドア

それだけでなく、動詞+“一下”の形で熟して、具体的な回数を表すのではなく「ちょっと〜する」という意味で使うようになりました。

これは2006年度にインターネット配信した中国語音声教材「大阪府立大学中国語講座--憶えておきたい100の表現」から、授業に出ている皆さん向けに選んだものです。
中国語の録音と校閲は大阪府立大学の顧春芳先生です。
この教材はポッドキャストという方法で配信しています。100個全部ダウンロードしたい人はこのページを見てください。
Podcast > 憶えておきたい100の表現セレクト | - | -

もっとゆっくり言ってください。



请慢点儿说。
Qǐng màn diǎnr shuō.
もっとゆっくり言って下さい。

:どうぞ
:速度が遅い
点儿:ちょっと(少量)
:言う、話す

これは2006年度にインターネット配信した中国語音声教材「大阪府立大学中国語講座--憶えておきたい100の表現」から、授業に出ている皆さん向けに選んだものです。
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もう一度言ってください。



请再说一遍。
Qǐng zài shuō yí biàn.
もう一度言って下さい。

:どうぞ
:また、再び(これから起こる繰り返しを表す副詞)
:言う、話す
:〜回(初めから終わりまで一通り〜回)

“一”は元来第1声です。序数の時(順番を数える時)は第1声のままですが、それ以外は声調が変化します。
+第1声
+第2声
+第3声
+第4声
ここでは後ろに第4声が来ているため、第2声に声調が変化しています。

これは2006年度にインターネット配信した中国語音声教材「大阪府立大学中国語講座--憶えておきたい100の表現」から、授業に出ている皆さん向けに選んだものです。
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