授業支援システム(Moodle)で活動を順番にやらせる方法

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オンライン授業でコンテンツを並べるとき、コンテンツを閲覧する順序を指定して、1つ終わる毎に次のコンテンツを受講生に提示するようにしたい場合があると思います。たとえば、演習後の解説を動画で用意しているときに、演習の内容を提出させてから解説動画を見せたい、などの場合です。授業支援システム(Moodle)では、「完了トラッキング」という機能を有効にすることで、コンテンツへのアクセス条件を制御することができ、前のコンテンツが完了しないと次のコンテンツが閲覧できないようにする、といったことが可能になります。

以下、完了トラッキングを有効にする方法と、それを使ってアクセス条件を制御する方法を簡単に説明します。

  1. [科目内の完了トラッキングを有効にする] 科目の画面で「管理」→「授業科目管理」→「設定を編集する」で編集画面を開き、「完了トラッキングを有効にする」を「yes」にする。これにより、各活動の設定画面で「活動完了」という設定項目が出てくるようになる。
  2. [トピック内に設置する各活動に「完了」の条件を設定] 各活動において「編集」→「設定を編集する」で編集画面を開き「活動完了」の設定を行う。「完了」については活動のタイプによって設定が異なる。
    • 動画:「ユーザが手動で活動を完了マークできる」を選ぶ。
    • 小テスト、アンケート、課題:「条件を満たした場合、活動完了を表示する」を選び、「評定を必要とする」の項目の中の「完了するには受講生はこの活動を送信する必要があります。」にチェックを入れる。
  3. [トピック内の他の活動の完了を利用条件に設定] 「活動完了」が設定されている活動がトピック内にあると「利用制限」の項目で他の活動の「完了」を利用条件にすることができるようになる。具体的には「利用制限」の「アクセス制限」で条件を設定する。どの活動と紐づけるか、どういう条件で紐づけるかは選択式で選べる。

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