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大学院生募集(2023年4月入学、2022/5/20更新)

工学研究科、量子放射線系専攻にて大学院生(2023年4月入学)を募集しています。特に基礎から学習をし直したい方に対しては、学部1年生の物理学から大学院レベルまで家庭教師状態で丁寧に教えます。ご興味ある方は、ご連絡下さい。詳細は、

https://www.upc-osaka.ac.jp/new-univ/admissions/g/exam_info/graduate/gs_eng.html

をご覧下さい。

修士号のみならず博士号が、取りやすい状況にあります。絶縁体表面を原子レベルで観察できる世界最初の装置を作りました。商品としても販売されています。すべてのデーターに新規性があるため、国際学術誌への投稿論文が受理されやすい状況にあります。論文の執筆に当たり英語の指導を行います。電子回路を作りたい人、計測ソフトを作りたい人も歓迎します。私は、学域(学部)1年生の物理学科目を担当しています。もう一度、学部レベルからの物理学について学習をし直したい人も歓迎します。基本的な事項から丁寧にお教えします。弁理士資格を取得したい人へは、家庭教師状態で受験指導を致します。2019年度、2020年度に弁理士試験最終合格者が出ています。

研究室では、ブラックボックスを少なくするため、自作装置(計測用プログラム、電子回路)を作り原子レベルで固体表面(第1~第3原子層)を研究しています。

絶縁体表面は、金属や半導体と異なり電荷の逃げ場がなく、電子線、イオンビームなどの量子ビームが使用できません。そこで、パルス化された電気的に中性な原子ビームを生成し、絶縁体表面を0.1オングストローム以下の空間分解能で計測できる装置を自作しました。

絶縁体表面の研究は、表面科学において未開拓研究分野です。まだ、始まったばかりで今後得られる研究結果は、新しいことばかりとなります。実験は、宇宙空間と同等な超高真空領域にて行います。

日本表面科学会誌、2017年4月号において絶縁体MgO(100)のイメージ像がEditor’s choice に選ばれました。

http://www.sssj.org/jsssj/Vol38/38-04/index.htm

以前は、理学系研究科物理科学専攻に所属していました。当時は、水素をPt(111)面に吸着させ、吸着位置を決定する研究や金属表面のエピタキシャル成長の研究をしました。Surface Science, Physical Review Bに掲載されました。

2017年4月から工学研究科、量子放射線系専攻を担当しています。新規のため現在、大学院生がいません。理学系研究科に属していた当時、研究室の卒業生の大半は、大手メーカへ就職しました。本学、高等教育推進機構にも所属しており学域(学部)の初年次教育も担当しています。

国内外にて固体表面を研究するにあたりイオン加速器(MeV領域)を使っていたため、第1種放射線取扱主任者の資格を有していますが、現在の研究において放射線は全く使っていません。私の研究室は、装置作りが好きな人に向いていると思います。固体表面の物性の研究をしながらエンジニアとしても楽しめます。若い頃は米国、北欧に住んでいましたので英語でコミニュケーションしたい人は、more than welcome ! です。

特許法、実用新案法、意匠法、商標法、国際条約(パリ、PCT、ジュネーブ、マドプロ)、不正競争防止法、著作権法の産業財産権(知財)に関する法律、判例について研究室でお教えすることもできます。2019年11月に受験指導をしていた一人の学生が受験機関を利用せずに弁理士試験に最終合格しました(例年:5月短答式試験、7月論文試験、10月口述試験が実施されます。最終合格とは口述試験合格を意味します。口述試験は、短答式試験、論文試験に合格した人のみが受験できます。)。弁理士試験を受けたい方、丁寧な受験指導をいたします。(2022/2/7更新)