この教材は平成18年度大阪府立大学総合教育研究機構プロジェクト型研究費を得て,「大阪府立大学外国語学習podcast」のシリーズの一部として制作されました.同じシリーズに,ドイツ語,中国語,韓国語,英語版があります.
2007年4月よりポッドキャストを使って週1回,計30回に渡って配信します.
旅行会話をテーマとして,基本的に2人の対話で話が進みます.ホテルのチェックイン・レストランでの食事・買い物など旅行でよく遭遇する場面を取り上げています.その他,わからない言葉の意味を尋ねる,もう一度言ってもらうように頼む・ゆっくり話してもらうように頼む等,外国語としてフランス語を学ぶ人にとって必ず必要な表現も含んでいます.
場面が中心の教材構成で,全体として難易度にそって配列されています.録音された対話に加えて,同時配信されている解説プリントで学習することで,系統的に学習できます.録音された対話に現れていない内容も含め,文法,語彙,綴り字の読み方,文化的側面,さまざまな場面での有用な表現などを総合的に学べる教材です.全30課を終了すると,初級レベルの学習者にとってに必要な事項をほぼ網羅することができます.
1つの場面の対話の長さは短い物で10秒,長いものでも30秒ほどで,1つの場面は3つのパートに分かれています.第1のパートはフランス語のみ,第2のパートはフランス語と日本語訳を,第3のパートは再びフランス語のみです(第1のパートと同じ内容).3回分全部合わせても多くは2分ほどで,初級の学習者でも無理なく学べる長さです.
第1のパートはまず聞き取れるか試してみてください.第2のパートで日本語訳を参考に意味を確認します.第3のパートは復習でもう一度聞いてください.できればシャドーイング(フランス語のすぐ後についてささやき声で発音する)をしてみてください.
この教材はポッドキャストという技術を使って無料で配信されます.一旦登録すれば自動で音声と解説を書いたプリント(PDFファイル)が継続配信されます.音声はiPod等デジタル音楽プレーヤーに転送することができます.また音声に加えてプリントも配信されますので,テキストを見て内容を確認し,更に学習を深めることもできます.
この教材に関するブログも用意されています.教材に関する補足や制作にまつわるエピソードなどを随時掲載する予定です.学習者の方が記事にコメントをつけることもできます.解説pdfファイル記載の「表現する」のコーナーで作った,自分の文章を投稿することもできます.
パソコン用のブログに行く
このブログは携帯電話で見ることもできますが,フランス語のアクサンなど日本語の文字コードに含まれない字は文字化けします.
携帯電話用のブログのURL
http://www.las.osakafu-u.ac.jp/podcast-lang/cgi-bin/fr/mb.cgi
フランス語吹き込み | Sylvie Fujihira Antoine Faron |
日本語吹き込み | 舩本 弥生(ナレーター) 本多 信男(舞台俳優) |
録音スタジオ | E.D.I |
解説プリント制作補助 | 吉川 順子 |
この教材は教育目的では無償で使用できます.但し,制作者の許諾無しに内容を改変したものを配付したり,この教材を販売・出版することはできません.
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