教養科目

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理念と目的

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「教養とは何か」。現代は、この問いに答えることそのものが難しい時代であるということができます。科学技術の発展はとどまるところを知らず、人々の価値観は多様化し、人類世界の向かう未来はますます見通しがたくなっています。しかしそのような時代であるからこそ、教養のあり方が問われていると私たちは考えます。
「教養科目」には多彩な講義科目・ゼミナール科目が設けられています。もちろんこれで「現代人の教養」に必要なすべての項目が網羅されているというわけではありませんが、ここには私たちが学び・考え・実践に結びつける価値のあるさまざまな主題が登場します。多種多様な「不易(変わらないもの、変わりにくいもの)」と「流行(変化するもの、移ろいゆくもの)」が登場します。なかには取っつきにくく見えるもの、難解に思えるものもあるかも知れません。しかし皆さんが学ぶ意欲と知的好奇心・探求心を存分に発揮して取り組むならば、各人各様の「手応え」を感じ取れるはずです。その手応えはきっと、皆さん一人一人がみずからの「教養」を培い育むための一助となるに違いありません。