Q&A

Q&A

 Q1 GPAって何ですか?

A1 受講申請を出した科目のGP(grade point)の平均(average)です。GPは、A+(90点以上)が4、A(80〜89点)が3、B(70〜79点)が2、C(60〜69点)が1、D(60点未満)が0です。60点以上が合格ですが全部CだとGPAは1しかありません。GPAは2.00 が一つの目安ですので単位は取得しても、Cばかりでは問題だということです。ちなみに、大阪府立大学全体のGPの平均は2.2から2.3 の間にあります。

Q2 GPAはどういう目的で導入されたのですか?

A2 GPAの導入の目的は、学生がただ卒業するのに必要な単位を取得するのではなく、主体的にかつ充実した学習効果をあげることです。また卒業時の学力を保証するということも目指しています。

Q3 GPAが低いとどうなるのですか?

A3 GPAは成績を判断する指標ですから、GPAが低いと次学期の履修に関して学生アドバイザーの指導を受ける必要があります。GPAを導入しているいくつかの大学では、GPAが基準値(2.0 や1.5 など)を3期連続で下回ると退学勧告を受けるというくらい、GPAが低いのは大きな問題です。大阪府立大学における具体的な措置については所属される学域・学類担当の教育推進課(A3棟)窓口でお尋ねください。

Q4 GPAが高いと何かいいことがありますか?

A4 GPAが高い学生には、CAP制の上限が引き上げられます。2年生で課程を選択する学類では、希望者が定員を超える場合には、1年生のGPAが選抜の基準になります。(GPA以外の成績データが加味される場合もあります。詳しくは、学域・学類でお尋ね下さい。)一部の学域では転学域の基準にも使われています。学域・学類で使われ方も異なりますので、詳しくは各学域・学類担当の教育推進課(A3棟)窓口でお尋ね下さい。

Q5 受講申請した単位数がCAP制の上限を超えた場合、取り下げや変更はできますか?

A5 まず、CAP制の上限を超えないように受講申請をするのが学生として当然の義務であることを心得てください。但し、計算ミス、勘違い等のミスは起こりえますので、その場合は、定められた期間に上限を超えた単位数の科目の受講申請の取り下げをしなくてはなりません。取り下げのみで、変更はできません。

Q6 CAP制の対象となる科目は何を見ればわかりますか?

A6 各学域の専門科目以外は、この授業科目ガイドの7ページにCAP制の対象とならない科目が載っています。基本的には、卒業要件となる科目はCAP制の対象です。

Q7 教養科目の受講者数制限はなぜですか?

A7 ゼミナール形式の授業はもちろん、講義形式の授業であっても、受講者が多過ぎる場合には、学生に対する十分な配慮ができなくなります。そのため、クラスの人数の適正な規模を目指して受講制限が行なわれます。他方でできるだけ多くの学生に希望時間帯での履修を可能にするために、教室の収容可能人数ぎりぎりまで受講者を受け入れる場合もあります。

Q8 初修外国語にも受講制限があるのはなぜですか?

A8 外国語は一般教養科目よりも少人数で行なうのが原則ですので、1クラスの人数を抑えています。また、英語のようにすべての学類が必修というわけではありませんので、特定の学類に合わせた時間割を組むことが難しく、すべての学類の時間割を考慮すると開講できる曜日時限やクラス数には自ずと限度があります。以上のような理由から、どうしても受講者の数を制限せざるをえないのです。

Q9 抽選に当たった科目は必ず受講しなければならないのですか?

A9 抽選に当たった科目は必ず受講しなくてはなりません。それは、他の受講申請を行った科目と同じです。ただし、他の科目と同様にGPA制度による履修中止制度で履修を中止することだけは可能です。(教育推進課教務グループ発行の「受講申請の手引」を参照してください。)なお、初修外国語は前期・後期1年間通して受講することになっています。

Q10 同じ曜日の同じ時間帯で初修外国語と初年次ゼミナールを同時に希望することができますか?

A10 初修外国語が必修ではない学類の場合は希望することができます。その場合は初修外国語科目の方から先に抽選にかけられます。希望するすべての初修外国語科目の抽選にもれた場合に限って、初年次ゼミナールの抽選にまわされます。

Q11 教養展開科目のゼミナールは、初年次ゼミナールと違うのですか?

A11 初年次ゼミナールは、1年生を対象にした必修科目です。教養展開科目のゼミナールは、2年生以上を対象とし、履修を希望する学生だけが選択履修します。

教養展開科目のゼミナールは、「人間の探求」「言語と文学」「文化・交流・歴史」「社会の諸相」の四つのテーマに分かれ、テーマごとに毎年1科目ないし数科目開講されます。異なるテーマのゼミナールを複数履修することはできますが、同じテーマのゼミナールは

1科目しか履修できません。

教養展開科目のゼミナールは、学生のみなさんがすでに受けた教養教育をふまえ、自分の専門分野への関心をもちながら、自分の教養的な知見を展開する助けとなることを目的としています。また学域、学類の枠を越えて、学生が一緒に学ぶことのできる場でもあり

ます。専門の異なる学生とともに議論し、考えることは、将来必要となるコミュニケーション能力を身につけるうえでも有益です。

Q12 シラバスって何ですか?

A12 受講生が授業科目の単位を取得するためになすべき学習(1単位当たり標準45時間の学習)を主体的に進める上で必要な情報をまとめた「学習の手引き」のことです。このシラバスに記載されている授業目標を達成することがその授業の目的になり、成績評価はこの授業目標の達成度を試験等の方法で測ることになります。

学生の皆さんは、教務学生システムから受講している科目のシラバスを閲覧し、ダウンロ

ードすることができますが、大阪府立大学では授業の1回目に受講生に配布することにな

っています。シラバスには最低限以下のような情報が含まれています。

  1. 1. 各回の授業計画・準備学習

2. 授業目標

3. 教員連絡先、オフィスアワー等の質問への対応方法

4. 成績評価の方法

5.授業時間外の学習(準備学習等)

シラバスに沿って授業時間外もしっかりと学習するようにしてください。