第13回補足:値切るのは常識

第13回は買い物で値切るシーンでした。私は大阪出身なので値切るという行為にさほど抵抗感はありませんが、日本の他の地方の人はそうでもないようですね。
では、中国ではどうかというと、どうやら中国の人々は値段というのは原価を積み上げたところにあるのではなく、買い手と売り手が交渉の結果これでいいと思った金額が値段と考えているようです。したがって
讨价还价
tǎojià huánjià
(値段の駆け引きをする)
のは当たり前のことです。
こんな諺もあります。
漫天要价,就地还钱。
màntiān yàojià, jiùdì huánqián.
(売り手は途方もない値段をふっかけ、買い手はとことん値切る)
値段は買い手と売り手で相談して決めるものなのです。

ただ、中国の店でも値引き交渉に応じないところもあります。そんな時には
这儿不讲价。
Zhèr bù jiǎngjià.
(ここは値引きはしません)
と言われます。

さて、買い手としては当然
货真价实
huò zhēn jià shí
(品物が確かで、値段も正直)
であって欲しいし、
物美价廉
wù měi jià lián
(品物が良くて、値段が安い)
であることを望みます。

しかし、売り手の方は
卖瓜的不说瓜苦
Mài guā de bù shuō guā kǔ.
(瓜を売る人は瓜がにがいとは言わない)
ことがありますから、買い手の方は品物を吟味し、値段の相場を知っておかねばなりません。

私が学生時代に中国に留学していたころ、中国の人から
在哪儿买的?
Zài nǎr mǎi de?
(どこで買いましたか)
多少钱?
Duōshao qián?
(いくらですか)
と聞かれたことがけっこうありました。当時の中国は今のような高度経済成長期にはまだ入っていませんでしたから、私が日本から持って行った物がまだ珍しかったということもあるでしょうが、買い物に備えて相場を知っておくという姿勢の現れでもあったように思います。日本の他の地方から来た人はびっくりしていましたが、私は別になんとも思いませんでした。というのは「これ、どこでこうたん?(これ、どこで買ったんですか)」「なんぼした?(いくらしましたか?)」というのは「大阪のオバチャン」の会話にはよく登場するセリフだからです。

そうそう、こんな諺もあります。
不怕不识货,只怕货比货。
Bú pà bù shí huò, zhǐ pà huò bǐ huò.
(品物のよしあしがわからなくても心配ない、品物と品物を比べてみればよしあしはすぐにわかる)

どうぞ比較して良い買い物をしてください。皆様の中国でのショッピングがうまくいきますように!
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第12回補足:中国のクレジットカード

第12回ではクレジットカードで支払いをしようとするシーンが出てきます。
クレジットカードは
信用卡xìnyòngkǎ
と言います。
クレジットカードで支払うことを
刷卡shuākǎ
と言います。

以前中国国内で発行されていたクレジットカードは本当の意味でのクレジットカードではなく、銀行にある一定額の預金をしておき、その預金の残高の範囲内で支払いができるというものでした。日本で言うところのデビットカードのようなものだったのです。

近年では預金の残高の範囲を超えてカードが使える、つまり我々が普段言うところのクレジットカードが中国でも発行されるようになってきました。中国ではこの2種類のカードのことを両方とも“信用卡”xìnyòngkǎと言います。

きちんと分けて言うのであれば、
預金残高の範囲内で使えるカード(デビットカード)は、
借记卡
jièjìkǎ
と言います。

預金残高を超えて物を買ったりキャッシングができるカード(クレジットカード)は、
贷记卡
dàijìkǎ
と言います。

預金残高を超えてカードを使うことを
透支
tòuzhī
と言いますが、この“透支”ができるかどうかが、“贷记卡”“借记卡”の違いです。
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第12回補足:「小姐」の没落

第12回はレストランでお勘定をするシーンでした。ウェイトレスさんが少し離れた所にいて、こちらに呼びたい場合は、
服务员,买单!
Fúwùyuán, mǎidān!
(店員さん、お勘定!)
と言います。
“服务员”は店員は店員でもサービス業に就いている人だという話は前回第11回の補足でしました。

以前はこういう時は、
小姐xiǎojie
と呼びかけたものですが、最近はどうも避けられているようです。

“小姐”は元々は使用人が雇い主の娘を呼ぶときに使う言葉、つまり「お嬢様」という意味でした。それが広く未婚の女性に対する敬称になり、さらにウェイトレスなどサービス業に従事している女性に対する呼称になりました。それだけではなく性風俗産業に従事する女性も指すようにもなったため、近頃ではこの言い方を避ける人もいます。

ウェイトレスさんに対して“美女”měinǚと呼びかける言い方が流行ったそうですが、これが今後広く定着するかどうかわかりませんから、さすがに皆様にお勧めというわけにはいきません。“服务员”と呼びかけるのが無難でしょう。
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第11回補足:レストラン関連用語

第11回は前回に引き続きレストランでの会話でしたが、プリントの分量がいきなり増えて驚かれたと思います。この教材は場面や機能に基づいて作っています。したがって、文法事項については必ずしも易→難の順にはなっていません。この回はたまたま新出の文法事項がたくさんあったのです。今後もこの調子でどんどん難しくなっていくわけではないのですので、ご安心を。

では、レストランに関する語彙をいくつか紹介しておきます。
服务员
fúwùyuán
(ウェイター、ウェイトレス)
#ウェイター、ウェイトレスに限らず、サービス業の従業員をこう言います。
同じ店員でも物を売る人は“售货员”shòuhuòyuánと言います。

菜单
càidān
(メニュー)

点菜
diǎncài
(料理を注文する)

筷子
kuàizi
(お箸)

调羹
tiáogēng
(ちりれんげ、スプーン)
汤匙
tāngchí
(ちりれんげ、スプーン)

碟子
diézi
(小皿)
小碟
xiǎodié
(小皿)

杯子
bēizi
(コップ)

餐巾纸
cānjīnzhǐ
(紙ナプキン)

酱油
jiàngyóu
(醤油)



(お酢)


yán
(塩)


táng
(砂糖)

服务费
fúwùfèi
(サービス料)

小费
xiǎofèi
(チップ)
#中国のレストランでは原則的にはチップは要りません。

次に教材には出ていませんが、役に立ちそうな表現を紹介します。
中国料理の名前はなかなか凝っていて、メニューだけではどんな料理かわからないことがあります。日本のように店の前にサンプルを置く習慣もありません。ポッドキャスト教材のようにウェイトレスさんにお勧め料理を尋ねるのもいいですし、また周りを見回しておいしそうな料理を食べている人がいたら、それを指さして
我要跟那个一样的菜。
Wǒ yào gēn nèige yíyàng de cài.
(私はあれと同じ料理が欲しいです)
と言ってみるのも一つの手です。
値段が気になるのなら、
多少钱?
Duōshao qián?
(いくらですか)
と聞きましょう。

中国のコース料理では、前菜→メイン料理→スープとご飯や麺類→デザートという具合に進むのが一般的です。つまりメインの料理を食べている時にはご飯はありません。日本で育った人はどうもおかずとご飯を一緒に食べたくなってしまいます。そんなときには
先上米饭来。
Xiān shàng mǐfàn lái.
(先にご飯を持ってきて)
と言うとよいでしょう。

食べ終わった後、たくさん残ってしまってもったいないので持って帰りたい時は、
能打包吗?
Néng dǎbāo ma?
(包んでもらえますか)
と聞きます。

特定の料理だけを包んで欲しい時は、その料理を指さして
把这个打包一下。
Bǎ zhèige dǎbāo yíxia.
(ちょっとこれを包んでください)
と言えばいいでしょう。

なお、2006年度に配信したポッドキャスト教材『憶えておきたい100の表現 中国語版』にもレストランに関する文を紹介していますので、見てみてください。42番から48番がそうです。

憶えておきたい100の表現 中国語版』は100個の文の配信は完了していて、現在iTunesを使って100個全部の音声をダウンロードできます。受信方法についてはこちらへ
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第10回補足:レストランについて

第10回はレストランを予約するシーンでした。
レストランの個室を予約したい場合は、
我要包房。
Wǒ yào bāofáng.
と言えばよいでしょう。
レストランの個室は雅座yǎzuòと言います。
“包房”は部屋を貸し切りにするという意味です。
ちなみに“包车”bāochēと言えば、タクシーなど車をチャーターすることです。

レストランの個室を予約する場合には、最低でもこれくらい飲み食いしてくださいという決まりがあることがあります。これを“最低消费”
zuì dī xiāofèiと言います。例えば
最低消费为每桌588元
とあったら、1テーブルあたり最低588元飲み食いしなければならないことになります。

“酒水”jiǔshuǐ(アルコール飲料)など“饮料”yǐnliào(飲み物)はレストランにとって利幅の大きなものです。日本でも外からアルコール飲料を持ち込むと「持ち込み料」を取られることがありますが、中国語ではこういう「持ち込み料」のことを“开瓶费”kāi píng fèiと言います。文字通りの意味は「瓶を開ける費用」となります。

中国にも食べ放題のバイキング形式のレストランがあります。中国語ではバイキングのことを“自助餐”zìzhùcānと言います。日本でもこういうタイプのレストランに行くと「食べ残し厳禁!」とか「食べ残したら〜円いただきます」などの注意書きがありますが、中国でも“浪费罚款”làngfèi fákuǎnとか“剩菜剩饭,罚款×元”shèngcài shèngfàn, fákuǎn × yuánという注意書きがあったりします。
“浪费”は「むだに消費する」、
“罚款”は「罰金を取る」、
“剩菜”は「料理を残す」、
“剩饭”は「ご飯を残す」という意味です。
日本でも中国でもレストランと客の攻防戦は同じのようですね。
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第9回補足:中国の携帯電話

第9回のプリントでは中国語の電話会社と携帯電話会社のWebページを紹介しました。中国語で携帯電話のことは、“手机”shǒujīと言います。“机”は「機」の簡体字です。机のことではありません。

中国で売られている携帯電話の価格を見ると、高いなあと思われる方が多いと思います。これは中国が高いのではなくて、日本が安いのです。日本では携帯電話会社からの販売奨励金があるため携帯電話本体を原価以下で販売できます。しかし電話会社はどこかでその分を取り戻さねばなりません。その分は月々の電話代という形で回収しているのです。中国では携帯電話本体は本体としての値段、電話料金は電話料金という形になっているので、一見すると携帯電話本体の価格が高く見えるのです。

携帯電話には電話番号などを記録したSIMと呼ばれる部品が入っていますが、日本ではSIMはロックされていて1台の携帯電話と1つのSIMが固定した関係になっています。中国ではSIMはロックされていないことが普通です。例えば、地元ではAという携帯電話会社のSIMを入れ、出張に出かけた先ではBという電話会社のSIMを入れるということが可能です。そういう点からも上記のような販売方法がとられているのでしょう。

また日本ではすっかり影の薄くなった感のあるPHSですが、中国ではなかなか健闘しているようです。PHSのことは中国語で“小灵通”xiǎolíngtōngと言います。これは中国では携帯電話は電話をかけた人だけでなく、電話を受けた人にも電話料金がかかるのに対し、PHSは電話をかけた人しか料金がかからないからだそうです。
参考:「中国版PHS『小霊通』の普及とその成功秘話

以上なるべく正確を期して書いたつもりではありますが、私は中国経済の専門家ではありませんので、より正確で詳しい情報をお求めの方は以下のWebページが参考になると思います。
国立国会図書館テーマ別調べ方案内 中国の経済・産業について調べるには
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第9回補足:デポジット

第9回はホテルの部屋で国際電話をかけるシーンでした。中国のホテル全てがそうというわけではないですが、国際電話をかけるためには、先に“押金”yāJīn(保証金、デポジット)を払っておかなければならないホテルがあります。またチェックインの際にも、
你刷卡,还是付现金?
Nǐ shuākǎ, háishi fù xiànjīn?
(クレジットカードで払いますか、それとも現金で払いますか)
と尋ねられて、
刷卡。(クレジットカードで払います)
Shuākǎ
と答えると、クレジットカードを見せてくださいと言われ、
付现金。(現金で払います)
Fù xiànjīn.
と答えると、“押金”を払うように言われたりすることがあります。

なお、2006年度に配信したポッドキャスト教材『憶えておきたい100の表現 中国語版』にもホテルに関する文と電話に関する文を紹介していますので、見てみてください。85番から97番がそうです。

憶えておきたい100の表現 中国語版』は100個の文の配信は完了していて、現在iTunesを使って100個全部の音声をダウンロードできます。受信方法についてはこちらへ
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第8回補足:名前の発音

第8回では名前を尋ねる、名前を名乗るというシーンが出てきます。教材では鈴木さんは自分の名前をLíngmùと中国の音で読んで名乗っています。

中国語を教えだした当時は何も考えずに学生さんにも自分の名前の中国語読みの練習をさせていたのですが、今では練習をする前に以下のように断ってから練習を始めています。

名前というのはアイデンティティの一部です。自分の名前をどう読むか、どう書くかは皆さん自身が決めて下さい。自分の名前を中国語の音で読み、簡体字で書くのもよいし、中国語を話す時も自分の名前は日本語で読み、日本語の漢字で書くのでもかまいません。ただ、中国の人は日本語を習っていれば別ですが、漢字で書かれた名前は中国語の音で読みますし、簡体字で皆さんの名前を書きます。コミュニケーションという観点から自分の名前を中国語で読んだらどうなるか、簡体字で書いたらどうなるかを知っておく必要がありますから、これから練習します。

実際、自分の名前を中国語の音で読んだり、簡体字で書くとあまりに印象が変わってしまい、自分の名前でないようだと違和感や拒否感を持つ学生さんが毎年いますので、無理強いは良くないと考えています。

私自身は中国語を話す時は中国語の音で自分の名前を読んでいます。清原Qīngyuánという中国語の音が気に入っていることもありますし、Kiyoharaのkiの音が普通话pǔtōnghuà(中国語の共通語)の中にはないということもあります。

なお自分の名前を日本語の音で読んで欲しい時は
请叫我~。
Qǐng jiào wǒ ~.
(私を〜と呼んでください)
と言えばよいでしょう。

それから、日本人の女性の名前にはひらがなで書くものがありますが、ひらがなのままでは日本語を知らない中国の人には読めませんから、漢字を当てることになります。その時の方法は2つあります。

(1)そのひらがなの名前を漢字で書いたらどうなるか考え、その漢字を中国語読みする。
(例)みどり → 緑 →绿

(2)中国語の漢字音を使って音訳して漢字を当てる。
(例)みどり → 美多丽Měiduōlì
#但し、この方法で全てが音訳できるわけではありません。どうしても音訳しにくい日本語の音はあります。
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第7回補足:教材の中のリンク、中国のホテル

毎回ではありませんが、ポッドキャストで配信しているプリント教材(PDF)の中に、教材内容と関連のある参考Webページへのリンクを作ってあります。

PDFの良いところは、紙の再現を意図したフォーマットで印刷に向くことと、そしてWebページへのリンクを貼れるなどデジタルデータならではの良さもあります。それを生かさない手はないと思って、Webページへのリンクを作っているのですが、これがなかなかたいへんです。

教材の著者は個人ですが、大学教員という肩書きを持っていること、そして教材名の中に大学名が入っていますから、なるべく公的な性格を持つところを探して紹介するように気をつけています。それでもリンク先の内容が100%正しいと保証することはできませんので、その点はどうぞご了承くださいますように。

ただ第7回については、悩んだ末に一企業のサイトを紹介しました。中国のホテルのWebページがどんなものか見ていただきたかったですし、宿泊料の相場も紹介したかったのです。

教材に出てきた北京饭店は北京の王府井という、日本で言えば銀座に当たるような繁華街の入り口に建っている老舗ホテルです。
携程旅行网はネットで中国のホテルの予約ができるサイトです。こういったネットを通じたホテル予約サービスは他にもありますが、とりあえず1つだけ紹介しました。
ただ紹介した企業のサービスの利用を推奨するわけでも、そのサービスの質を保証できるわけでもありませんので、教材に書いてあるような注意書きを書いたわけです。

中国のホテルには星によるランク付けがあります。最高ランクは五星级wǔ xīngjí(5つ星)です。初めて中国に行かれるのでしたら、そうですね、最低でも三星级sān xīngjí(3つ星)以上のところをお勧めします。ただ、三星级だと英語や日本語のできる従業員はいない可能性が高いので、学んできた中国語を実践する機会ととらえて頑張るもよし、また少しでも不安であれば四星级sì xīngjí(4つ星)以上になさるとよいでしょう。4つ星以上なら日本語はだめでも英語が話せる従業員はたぶんいるだろうと思います。その分お値段も高くなりますが。

そんな時に役立つ中国語を紹介しておきましょう。
这儿有会说日语的人吗?
Zhèr yǒu huì shuō Rìyǔ de rén ma?
(ここに日本語を話せる人はいますか)
这儿有会说英语的人吗?
Zhèr yǒu huì shuō Yīngyǔ de rén ma?
(ここに英語を話せる人はいますか)

中国経済の発展に伴い、ビジネスで移動する人々も増えています。私は泊まったことはありませんが、日本でも出張族におなじみのビジネスホテルが中国でもできてきていて、チェーン展開もしているそうです。
柳田洋『中国ビジネスのすすめ』第586回「中国のビジネスホテル」
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第6回補足:わざわざ

第6回の教材に、
谢谢您特地来接我。
Xièxie nín tèdì lái jiē wǒ.
(わざわざ私を迎えに来てくださってありがとうございます)
という文があります。

“特地”tèdìは「わざわざ」という意味ですが、この文では日本語を母語とする人にとっては違和感はないと思いますが、自分の家を尋ねてきた中国人の友人が
我特地来看你。
Wǒ tèdì lái kàn nǐ.
と言ったとしたらどうでしょう?
“看”は視覚を代表する動詞で「見る」「読む」といった意味があり、さらに人の様子を見る→人に会うという意味にもなります。
この文は直訳すれば「私はあなたにわざわざ会いに来ました」となり、日本語話者にとってはいささか恩着せがましく聞こえてしまいますが、これはその人に会うためだけに私はやってきたのだ、その人を中心にすえてその人のために私は行動しているのだという、相手を尊重する気持ちの表れだと思います。
日本語を母語とする人はこういう場合は「ちょっとついでに会いに来たよ」と言うかもしれません。実際のところはその人に会うためにだけ来ていても、そう言ってしまうと相手にかける心理的負担が重くなってしまうのではないかと気遣っているのでしょう。
日本語話者の感覚で、
我顺便来看你。
Wǒ shùnbiàn lái kàn nǐ.
(私はついでにあなたに会いに来ました)
と中国人の友人に言うと、「私はこの人にとって『ついで』の存在なのか」と思われて、気遣いが裏目に出てしまうかもしれませんね。
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