第11回補足:レストラン関連用語

第11回は前回に引き続きレストランでの会話でしたが、プリントの分量がいきなり増えて驚かれたと思います。この教材は場面や機能に基づいて作っています。したがって、文法事項については必ずしも易→難の順にはなっていません。この回はたまたま新出の文法事項がたくさんあったのです。今後もこの調子でどんどん難しくなっていくわけではないのですので、ご安心を。

では、レストランに関する語彙をいくつか紹介しておきます。
服务员
fúwùyuán
(ウェイター、ウェイトレス)
#ウェイター、ウェイトレスに限らず、サービス業の従業員をこう言います。
同じ店員でも物を売る人は“售货员”shòuhuòyuánと言います。

菜单
càidān
(メニュー)

点菜
diǎncài
(料理を注文する)

筷子
kuàizi
(お箸)

调羹
tiáogēng
(ちりれんげ、スプーン)
汤匙
tāngchí
(ちりれんげ、スプーン)

碟子
diézi
(小皿)
小碟
xiǎodié
(小皿)

杯子
bēizi
(コップ)

餐巾纸
cānjīnzhǐ
(紙ナプキン)

酱油
jiàngyóu
(醤油)



(お酢)


yán
(塩)


táng
(砂糖)

服务费
fúwùfèi
(サービス料)

小费
xiǎofèi
(チップ)
#中国のレストランでは原則的にはチップは要りません。

次に教材には出ていませんが、役に立ちそうな表現を紹介します。
中国料理の名前はなかなか凝っていて、メニューだけではどんな料理かわからないことがあります。日本のように店の前にサンプルを置く習慣もありません。ポッドキャスト教材のようにウェイトレスさんにお勧め料理を尋ねるのもいいですし、また周りを見回しておいしそうな料理を食べている人がいたら、それを指さして
我要跟那个一样的菜。
Wǒ yào gēn nèige yíyàng de cài.
(私はあれと同じ料理が欲しいです)
と言ってみるのも一つの手です。
値段が気になるのなら、
多少钱?
Duōshao qián?
(いくらですか)
と聞きましょう。

中国のコース料理では、前菜→メイン料理→スープとご飯や麺類→デザートという具合に進むのが一般的です。つまりメインの料理を食べている時にはご飯はありません。日本で育った人はどうもおかずとご飯を一緒に食べたくなってしまいます。そんなときには
先上米饭来。
Xiān shàng mǐfàn lái.
(先にご飯を持ってきて)
と言うとよいでしょう。

食べ終わった後、たくさん残ってしまってもったいないので持って帰りたい時は、
能打包吗?
Néng dǎbāo ma?
(包んでもらえますか)
と聞きます。

特定の料理だけを包んで欲しい時は、その料理を指さして
把这个打包一下。
Bǎ zhèige dǎbāo yíxia.
(ちょっとこれを包んでください)
と言えばいいでしょう。

なお、2006年度に配信したポッドキャスト教材『憶えておきたい100の表現 中国語版』にもレストランに関する文を紹介していますので、見てみてください。42番から48番がそうです。

憶えておきたい100の表現 中国語版』は100個の文の配信は完了していて、現在iTunesを使って100個全部の音声をダウンロードできます。受信方法についてはこちらへ
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